サワモト式定着化支援フレームワークとは

私はMicrosoftでカスタマーサクセスを担当していた頃、変わる職場と、なかなか変わらない職場、その大きな違いを数多く目にしてきました。
その違いの根底にあったのは「職場文化」の違いです。

今後、日本の多くの職場がDXを進めようとする中で、思うように成果が出ない場面に直面することも増えるでしょう。
そんなとき、このフレームワークを使って職場を“のぞいて”みると、現在地や課題が見え、打ち手のヒントが浮かんでくるかもしれません。

さらに、この視点を共有することで、他の多くの職場や仲間と学び合う機会も広がっていくはずです。
日本には、長い間まじめに熱心に働いてきた土壌があります。
その力を、これからの時代にふさわしい形に導くには、まず「見える化」から始めることが大切だと私は考えています。

― ツールを“根づかせる”ための、職場づくりフレームワーク


1.「Microsoft 365は導入済み。でも職場は変わらない。」

そんな声を、私たちは何度も聞いてきました。

  • 会議がTeamsになっただけで、やり方は昔のまま
  • FormsやPlannerの存在すら知られていない
  • 結局「Excelでやってるからいいや」となる…

この状態を「定着した」と言えるでしょうか?


2. サワモト式は、ツール定着の“見えない壁”を越えるためのアプローチです。

サワモト式の基本フレーム:ツール × プロセス × 文化

変化が根づく職場には、この3つが揃っています。

要素意味見落とされがちな落とし穴
ツールM365や業務アプリなどの仕組み入れた「だけ」で止まる
プロセス仕事の進め方・共有の手順昔のやり方を引きずる
文化職場の関係性・価値観・空気無意識に“変化を拒む力”

この3つのバランスが崩れると、
どんなに優れたツールも、成果を生みません。


3. 職場文化は“色”で見えてくる

サワモト式では、変化の進め方が職場の文化によって大きく異なることを重視します。
そこで職場の文化を5つの「色」に分類し、それぞれに合ったアプローチを設計します。

特徴
🔴 レッドトップ主導・即断即決 | 速いが属人化しやすい
🟠 アンバー序列とルール重視 | 安定するが変化は苦手
🟡 オレンジ成果と効率重視 | 導入は早いが形骸化も
🟢 グリーン共感と調和重視 | 対話で進めるが足並みが揃わないことも
🔵 ティール自律と共通ビジョン | 柔軟だが前提が共有されていないと進みにくい

4. DXの3ステージと掛け合わせることで、“いま”と“次”が見える

職場文化に加えて、「DXとしてどこまで進んでいるのか?」も整理して見ることで、
いま引っかかっているポイントが具体的に分かります。

DXステージ状態
DXステージ1紙やExcel→PDF・メール・Teamsへ移行(Digitization)
DXステージ2フローの自動化・アプリ連携で効率化(Digitalization)
DXステージ3データを活用し、行動と判断が変わる(Digital Transformation)

5. サワモト式が大切にしていること

  • 現場が主役になること
  • 成果が周囲に伝わること
  • 一過性で終わらず、次の変化につながること

そのために、私たちは「教える」のではなく、
“伴走する”スタイルで支援を行います。


6. こんな方に

  • Microsoft 365を入れたのに、職場が変わった気がしない
  • 現場担当者が孤軍奮闘している
  • 部署ごとに使い方がバラバラで、横の連携がない
  • どう定着させたらいいか分からず、悩んでいる

7. ご興味がある方へ

詳しい支援プログラムや診断サービスもご用意しています。
「自分の職場に合うやり方を一緒に考えたい」方は、ぜひ以下をご覧ください。

👉 サワモト式 定着化支援サービスはこちら